Over The Mountain - Ozzy Osbourne

2021年12月02日 00:00

学生時代のギターヒーローはリッチー・ブラックモア、マイケル・シェンカー、そしてランディ・ローズだった。リッチーとマイケルは本ブログでも幾つか習作を公開しているが、ランディ・ローズは今回初登場!。

ロックでもジャズでも「若くして亡くなった天才・・・」と呼ばれる人が多いが、ランディ・ローズはまさにそんな一人。しかも麻薬などに溺れた自業自得ではなく、酔っ払った操縦士の操縦ミスによる飛行機事故。これから世界に羽ばたく、そんな時に亡くなった。

1982年のオジー・オズボーンの来日公演には天国のランディの代わりにブラッド・ギルスが立っていた。なんとワタクシは友人と共に中野サンプラザだったかな?、9列目、ブラッド・ギルスの真ん前でバンドのパフォーマンスを見る事が出来たのだった。

「けっ、ランディじゃないんだよね」・・・、とはならず、「あらまぁ、ランディのフレーズをほぼコピーしているし、さらにはトリッキーなアーミングなどいいんじゃね?」。人間は現金な生き物だ。

それでもおっさんになった今でもランディ・ローズのフレーズを真似よう、そんな人間でもあり、今でもランディ・ローズのフレーズが心に残っているギタリスト、そしてロックファンは多いと思う。

では習作を聞いて頂こう。今回はバッキングも含め、ギターパート全てを演奏し、スタジオ盤にかなり近付けたミキシングをしている。なんだかんだと6本のギターをオーバーダビングしているのかな?。但し、例によって完コピーではない。この曲、二度のギターソロ部分がほぼ決めフレーズであるが、ところどころ私の指癖が入っている。調子の悪い時のランディ・ローズ、そう思って下され!。




ギターソロは譜面に起こせば綺麗なほぼ16分音符がずっと並ぶ。だからテキト~リズムのリッチー・ブラックモアよりも耳コピーはしやすいのだが、途中とラストのギターソロで何度も出てくる決めフレーズ、これを弾けないギタリスト、結構いると思う。

オジー・オズボーン、ランディ・ローズが日本で大ブームだった1980年代、日本人の誰もランディ・ローズを見た事がないのだから、ギター雑誌のテクニック解説は結構いい加減な内容が多く、これはリッチー・ブラックモアにもマイケル・シェンカーにも通じるのだが、「オルタネイトピッキングをしろ」と必ず書かれていたりする。

今はエコノミーピッキング、スウィープ、レガート(ハンマリング・オン、プリング・オフ、タッピング)が当たり前だが、あの頃はバカの一つ覚えのようにダウン・アップの繰り返しのオルタネイトピッキングをしろ!、と誰もが提言していた。

これを若い時分のワタクシは信じていたんですよ!。正確なオルタネイトピッキングでこの決めフレーズを弾こうとすると相当難易度が高い。でも頑張った!、だってギター入門書や雑誌雑誌でそうしろと書いているのだから!。でも結局、弾けなかった。

勿論、ギター演奏でオルタネイトピッキングは基本中の基本だ。しかしフレーズによってはそれをやっちゃいけないのもあるんだ。私は今も昔も無駄な努力ってのが大嫌いで、早々と諦め、この曲がトリガーになったかどうかは何とも言えないものの、それからはエコノミーピッキング、ハンマリング・オン、プリング・オフ、タッピングを多用して速弾きの大半をレガートで弾くようになったんだな。だから今でもピッキングは下手糞。

ランディのギター音はくどい程にギラギラしており、さらにかなり歪ませている。そうなるとピッキングしていようがしなかろうが音質は大して変化がない。だから彼だって絶対にキッチリ弾いていねえって!。当然、今回の習作もエコノミーピッキング、プリング・オフ、タッピングを駆使してこのフレーズを演奏している(3音もしくは4音に1回くらいしかピッキングしていない)。それでも意外と難しいフレーズだと思う。

オリジナルは次のYouTubeリンクでどうぞ!。

Ozzy Osbourne - Over The Mountain - Original LP Remastered

うん?、バッキングのギターリフ、幾つかちょっと違うね・・・。まぁいっか!。


似非なHotel Carifornia

2021年08月18日 00:00



似非なHotel Carifornia

Pentax K-5, Sigma 17-70mmF2.8-4 OS HSM


前回の記事にてイーグルスのHotel Cariforniaのギターソロ部分を模倣してみた。実はこの曲を弾いてみようと思い立ったのは今回の写真を見つけたからなんだ。

撮影は6年前、この建物を目にした瞬間に「おお!、これってなんとなくホテル・カルフォルニアしてねぇか!?」。そして今回、発色など色々と加工し、思った通り!。名作として名高いアルバム「Hotel Carifornia」と言っても良いくらい。「復刻、リマスター盤のジャケットはこれです!」と言っても通用するかも知れない。アルバムジャケットっぽくスクエアにトリミングし、右下にこれまたそれっぽく「Esena Hotel Carifornia」と入れてみた。

この写真をアルバムジャケット風に掲載しようと思ってから「だったらホテル・カルフォルニアのギターソロ部分でもコピーしましょか!」と相成ったのだった。

イーグルスと言うとウェストコースト、カントリー&ウェスタンを洗練させた西海岸サウンドである。泥臭いけれど何故かお洒落な音楽。世代が上、60s~70sが青春時代だった方はニール・ヤング、リンダ・ロンシュタット周辺をそう呼んでいたようだが、私の世代は背伸びをしてイーグルスであり、ドゥビー・ブラザーズだった。

次の動画、イーグルスじゃなくてドゥビー・ブラザーズのBlack Water。イントロは泥臭いカントリー風で飽きそうな感じがする。でも途中から洒落たメロディ&美しいコーラスが始まったりして、お洒落度が増す。でも間奏部分がバイオリンだったりとカントリーの枠から外れていない。これぞ私が思うウェストコーストサウンドだ。




さて、このHotel Carifornia、パクリ疑惑があるのをご存知だろうか?。前回の記事でこの曲はドン・フェルダーがほぼ一人で作り上げたと書いたが・・・。

次を聴いて頂こう。




どうですか!。うん、パクリなのかオマージュなのか微妙な線である。少し前にLed ZeppelinのStairway To Heaven(天国への階段)がやはり盗作疑惑って事で裁判にまでなり、一時はパクリだと裁判で認められてしまった。結果的には盗作ではないと結論が出たが、このHotel Cariforniaも将来裁判沙汰になるかも知れない。

Stairway To HeavenもHotel Cariforniaもパクられたとされた楽曲とコード進行がほぼ同じ。つまりコード進行を真似たらパクリなのか?、それが相当曖昧なんだよね。調性音楽(一般的な長調、短調の曲)のコード進行なんて限られているから、それをどう利用し、メロディを付けていくかは作り手のセンスだ。

Hotel Cariforniaのコード進行はカノン進行に凄く近い。一つのグループがトニックとドミナントで構成されていて、それが3度ずつ下がっていくのがカノン。そしてHotel Cariforniaは2度ずつ下がっていく。だからこのコード進行を考えた人間はカノン進行からヒントを得ていると言っても良い。そうなるとパクリなのか、カノンの変形なのか・・・。カノンのコード進行は今じゃ誰もがパクっているから、カノンの変形でしかないのがHotel Cariforniaとも言え、誰が使っても文句を言えないとも考えられる。


Hotel Carifornia - Eagles

2021年08月16日 00:00

世界一有名なロックギターソロ、それがイーグルスのhotel Carifoniaではなかろうか?。洋楽やロックに興味のない方でもなんとなく耳に残っている筈。演奏しているのはドン・フェルダーとグレン・ヒューズ。今回はそれを模倣してみた。

Hotel Carifornia - 習作




例によって完コピーではない。95パーセントコピーかな?。ところどころ音使いが微妙で、スタジオ盤とライブ盤の混在のようなフレーズになっているが気にされないように。と言うよりも気にしなければ気付かない!。

何年振りに弾いたかなぁ~。10年近く前だろうか、音楽仲間とのセッションでこの曲をやる事になり、その時、私はベースで参加する予定だったのでベースパートを必死こいてコピーし、そのついでにギターソロ部分も練習していたんだ。Hotel Cariforniaのギターソロに真面目に取り組んだのはこの時が最初かも知れない。

良く10年前に練習したフレーズを覚えているか?。うむ、この曲はどちらかと言うと初心者~中級者向きでそんなに難しくない。速弾きも一切ないし、メロディが頭に入っていればあとは100回くらい弾き込めば95パーセントコピーになっていくんだな。

Stairway To Heaven - Led Zeppelin

上、二ヶ月前に「天国への階段」の習作を掲載している。このギターソロも難しいと思いきや、初心者向きのフレーズばかりで構成されている。Hotel CarifoniaもStairway To Heavenもロックギターの基本に忠実とでも言おうか?。

上手下手を決定付けるポイントは単に音を辿って弾いているか、そのフレーズも自分のものにして自由にのびのびと演奏しているか、だけである。

あとはこの手のミディアムテンポでリズムが重たい楽曲(イーグルスはカントリー&ウェスタンを基礎とするウェストコーストサウンドだが、ドラムのドン・ヘンリーのリズムはどの曲を聴いても不思議に重たい、悪く言えば「もっさり」、でもこの微妙な重さが好き!)のギターソロは走っちゃ駄目。

実は上の習作、8回も録り直しをしている。そのうちの半分はミスによるボツテイク。でも残りはミスなく弾いていた。でも何故かドン・フェルダーのパートが走るんだ。リズムよりも前のめり。ギリギリ許せる範囲なのだがどうも納得が行かずテイクを重ねた。掲載したのは二箇所で軽いミスがあるが、一番走っていない。それでもまだ最初のドンさんのギターソロ部分、気持ち走っている。不満と言えば不満。最初の部分だけバックのカラオケ音源のリズムの方が狂っているんじゃないかと思う程。

さて、イーグルスではスタジオ盤ではドン・フェルダーがレスポールを、ジョー・ウォルシュがテレキャスターを使っていたらしい。ジョーさんのギターは軽くフェイザーが掛かっているのかな?。当時のライブではドンさんがSGダブルネック、ジョーさんがテレキャスターだ。

今回の習作は面倒だったのでストラトキャスターだけで弾いている。ドンさん部分(主に左スピーカーから鳴っているギター)をリアピックアップ、ジョーさん部分(主に右スピーカーからのギター)をリア&センターにセットし、Amplitube4のアンプ、エフェクターセッティングはジョーさんの方がより軽くなるようにしている(ちょっとシャリシャリし過ぎたかな?)。

それにしても世の中には天才っているよねぇ~。この曲、コード進行、メロディ、そしてギターソロの大半をドン・フェルダー一人で作り上げたそう。こんなもの努力だけでは創作出来ないよね。そのドン・フェルダー、後年、イーグルスに貢献していないとクビを宣告されたらしい。裁判まで発展し、最終的に和解したようだが、権利問題で相当に金ですったもんだしていたらしい。いやはやなんとも・・・。




Stairway To Heaven - Led Zeppelin

2021年06月23日 00:00

久々の音楽ネタ。

このコロナ禍のせいでバンド、セッション活動が完全停止。ぶっちゃけ写真を撮れないより、こっちの方がきつい。練習スタジオなど空気清浄機などを取り入れたりしているようだが、密室だからね、そこにまだワクチン接種を完了していない基礎疾患がありそうなおっさんが5人だの6人だの集うのだからヤバイって。しかもボーカルは唾を飛ばしまくる訳で・・・。

だからうちでは指が衰えないようにとスケール練習などをしていたくらいで何かを弾く、練習する、この1年間、一切なかった。そんな時、先日、、、

ジミー・ペイジ 「Stairway To Heaven」のソロをどのようにして「魔法のギター」から生み出したのか語る

上のような記事を見つけた。えっ?、あのギターソロ、短時間で録音したのか?。あの完成されたフレーズをほぼアドリブで演奏したのか?。う~ん、やっぱり天才は違うなぁ~と。

バンドで演奏するのはDeep PurpleとRainbowだけ、そんな私だが「一番好きなバンドは?」と問われれたLed Zeppelinと答える。そんな訳って程ではないが、天国への階段、演奏してみた。多分30年振りくらい。若い頃、一度コピーしただけで、それをギリギリ、指が覚えていた。オリジナルと比較するとところどころ違っているが、今更そっくり弾く気にもならず。まぁこんなもんっしょ。

Stairway To Heaven - 習作




ジミー・ペイジのギターソロを演奏する場合、わざとちょい下手に演奏するとそれっぽくなるのだが、この手の泣き系ギターソロはそれをやらない方が良い。ホントに下手糞に聞こえるからだ。それと上はテイクスリー。最初の2回は走っちゃった。自分が考えている以上にスローテンポなんだな。走るとみっともないし、加えて一音一音しっかりと音を出す必要がある。

ギターソロ部分のコード進行はAm、G、F。この進行は不思議とてきと~に弾いても誰でもそれっぽく弾ける。普通はAのナチュラルマイナー(エオリアン)で弾くのだが、ジミー・ペイジはほぼマイナーペンタトニック。これにFコードの時だけコードにマッチする音使いをしているだけ。また明らかにそこはその音じゃないだろっ!、な部分もあったり、そう考えると、上の記事の通り、練りに練った演奏じゃないのかも知れない。それでも今でも名演奏と呼ばれるのだからスゲェよ、ジミー・ペイジ!。

だってこの曲をアマチュアバンドで演奏するとなったら、このギターソロとは異なる演奏をしたらみんなから総スカンを食らうだろう。百歩譲って1973年、「Song Remains the Same」に収録されているライブバージョン、この辺に近い演奏をしないと・・・。



※このライブバージョンはやたらにギターソロが長いのでこれをコピーする方が遥かに難しい

私はいつもように上述した通り、それっぽく演奏しているだけで完コピーしていないが、Deep PurpleのSmoke On The Waterと共に初心者が必ず通る、コピーしなくちゃならない演奏だろう。しかもSmoke On The Waterよりも意外と簡単に弾けると思う。

「名演奏 初心者でも 弾ける音」

そんな句が出ちゃう。今時ほぼペンタトニックスケールだけで弾く、一部のギタリストからは馬鹿にされがちなペイジさん、でもシンプルな音使いの方が名演奏と呼ばれる率、高いんじゃなかろうか?。


Black Dog - Led Zeppelin

2020年07月16日 00:00

この曲を初めて聞いたのは中学二年生だったと思う。ロックギターは中一から始め、中学時代はディープ・パープル、ジェフ・ベック、そしてレッド・ツェッペリンだけを聞いていたと言っても良いくらい。

この曲を最初に聞いた時は度肝を抜いた。なんですか、このカッチョイイリフは!?。でも弾く機会は全く訪れなかった。と言うのもアマチュアがツェッペリンをコピーするのは高いハードルがあった。そう!、ロバート・プラントの声を出せる人間がいない!。彼の声を出すには女子を起用しないとならないが、当然中学、高校の女の子だからツェッペリンどころかロックすら聞かない訳で・・・。以降、今までバンドでツェッペリンを演奏した事はなんとっとゼロ!!!。

人前で演奏しないから家でも練習をしない。ジミー・ペイジを弾いてみようと思ったのはオッサンになってから。十数年前、何故か自分の中でツェッペリンブームが訪れ、半年くらいひたすらツェッペリンを聴いていた時期があり、その時に10曲くらい練習したかな?。次のリンク、4年前に録音したWhole Lotta Loveの習作。私に珍しくほぼ完コピーしている。

ジミー・ペイジのサウンド分析(妄想) Whole Lotta Loveのあの音

今回は十数年ぶりにBlack Dogを弾いてみた。コピーは一切していない。最初の数フレーズとスタジオ盤で耳に残っている部分だけそれっぽく弾いているだけで他は全部アドリブ。

それと今回、敢えて下手に演奏している。と言うのもジミー・ペイジはライブではラリっている時が多かったようで、YouTubeでブート盤を聞いているとまぁ名演奏ならぬ「迷演奏」が多い。フレーズはしょ~もないし、一人で走ったり、遅れたりで中には「これはプロとしてヤバイだろっ!」ってのもある。でもそれがジミー・ペイジである!。今回はそんなラリっているジミー・ペイジになったつもりの習作だ(take 2では本気でミスっている部分もあるが、それが正にジミー・ペイジっぽい!)。

take 1




take 2




次の映像。2007年の一夜限りの再結成時のもの。さすがにラリってはいないと思うが、往年のジミー・ペイジらしく、ギターソロは決して上手いとは言えない。でももう一度書く。それも含めてジミー・ペイジなのだ!。



ツェッペリンのライブ、久し振りに聞いた。他、75年のライブもYouTubeで大音量で鑑賞したが、ジミー・ペイジのギター音、意外と太いね。今回の習作、ジミー・ペイジっぽくハムバッカーなんだけど線の細い音作りをしたが、全然違ったぜ!。でも73年のマジソンスクエアガーデンの音質なんて細いんだよねぇ~。

ラリっているんじゃねぇか?、そんな典型の演奏が収められているのが次。ブートとしての音質は最高級。11分45秒からBlack Dogのギターソロ。あまり歪ませていないから下手に聞こえるなんて人もいるが、もし深く歪ませてもプロのギターソロとしてはかなり微妙。



Black Dogの前のCelebration Day、この最初のギターソロ(6分3秒くらいから)は「こう弾かなくちゃいけない」、そんな決めフレーズで初心者向きの超簡単なフレーズなのだが、それすら全く弾けていない。ラリっていたと考えるしかねぇべさ。でもジミー・ペイジの凄さは2曲続けてしょ~もない演奏をしているのにこの日のライブを全曲聞いていると「おお!、このギターソロはいいじゃないか!」と感じられるのも出てくる事。まぁラリっている証拠とも言えるが・・・。

最後の最後にもう一度書いちゃおう。そういうのを含めてジミー・ペイジなのだが、誤解を生む可能性もあるので、絶好調時のジミー・ペイジのBlack Dogをご紹介したい。ギターソロは3分19秒から。



素面だったから絶好調なのか、純度の高い上物でラリっていたから絶好調なのかは判らないが、これは映画製作の為のライブなので恐らく前者だと思う。そう、素面だったら彼はお上手なのだ!。

うん?、映像が音と一致しないねぇ。下が本物かな?。



そしてこれらツェッペリンのライブ映像を見た後、再び今回の私が演奏した習作を聞いて頂きたい。十分にジミー・ペイジしているっしょ!?。




White room - Cream

2020年07月02日 00:00

クリームのメンバーのうち、6年前にジャック・ブルースが、そして昨年にはジンジャー・ベイカーが亡くなった。我が青春のアイドル達、気が付くともう天に召されているかおじいちゃんなんだよねぇ~。

※ジャズに限定すると私が好んで聞いているジャズメンなんて大半が黄泉に国の人になっているんじゃなかろうか?

ギターを始めた30数年前、リッチー・ブラックモア、ジミーペイジ、ジェフ・ベック、そしてエリック・クラプトン、このイギリス出身の4人のギタリストを知っていれば(そして弾ければ)、学校の文化祭ではヒーローだった。この4人はまだご存命だが、いずれ・・・。

さて、クリームの楽曲で一番好きな曲は?。もう今回の習作で演奏したWhite Roomだ。何て言うのかなぁ、日本人が好むメロディラインとでも言えば良かろうか?。

この曲を初めて聞いたのは・・・、正しくはこの曲のギターソロを模倣した音源を聞いたのはであるが、30年くらい前にロックギターな小僧どものバイブルだったのが「小林克己のロック・ギター教室」だ。これの初級編だか中級編だかにWhite Roomのギターソロが収録されていた。今はこの手の書籍にはCDやDVDが付属するが、当時は書籍を購入後、音源入りのカセットテープを購入する方式だった。

この書籍、今でもロックギター系の教室で教本として使われている事もあるそうだ、ロングセラーだねぇ。いや、まじにこの本は凄い。ロックギターを始める人はこの本を買うべき!。

そしてその購入したカセットテープにWhite Roomがあった。問題は手本のギターソロ。当然、小林克己がギターを弾いているのだが、それが上手過ぎるんだ。その後、クリームが演奏したオリジナルのWhite Roomを聞いてビックリ!。ギターソロにワウワウが噛まされていて、私がイメージしたギターソロと全く違う!。

当時、周囲ではワウワウは自分の下手さ加減がばれないように使うものだった。また多くの教本では「ワウワウを使うと上手くなったように聞こえるから練習では使わないように」、などと書かれていた。これらはある意味正しい。下手なギタリストでもワウワウを噛ますとなんか上手く聞こえちゃったりする。だから練習でワウワウは使っちゃならない。だからオリジナルを初めて聞いた時のショックと言ったらもう・・・。小林克己演奏の劣化版にしか映らなかったのだった。

ワウワウが見直されたのはマイケル・シェンカーが日本で大人気になってからだろう。彼はギターソロではワウワウを低音をカットするイコライザーとして使っており、その手法がアマチュアの間でも広く使われるようになったのだった。

今回、10年ぶりくらいにWhite Roomを演奏してみた。ヴォーカル後ろのオブリガートやレスリースピーカーによる分散コード、ギターソロは好き勝手に弾いている(パワーコードのギターはカラオケの音源)。一応、エリック・クラプトンっぽく弾いていて、オリジナル同様、ワウワウを噛ましているが、完全にアドリブ演奏だ。この手の曲は楽勝?、ワンテイクで録音を終えている。




結構クラプトンらしいでしょう?。まぁ大半はワウワウのお陰だし、マイナーペンタトニックスケールにb5th音と6th音を足せば70年代のロックは大体それっぽくなるんだ。




この曲、クラプトンのギター云々よりも昨年亡くなったジンジャー・ベイカーのドコドコドラムを是非堪能して頂きたい。録音環境によるものだが、とにかくカッチョイイ!。ぶっちゃけかなりドラムが強調されている音源で「これってラフミックス(テスト的なラフな調整)ですか?」って感じなのだが、このライブ感がとってもたまらない!。


弦を交換してみた! 
Man On The Silver Mountain - Rainbow

2020年06月24日 00:00

コロナ自粛中は好みとは全く異なるジャンルのベンチャーズの代表曲をコピーに勤しんでいたが、なんだかんだと70sロックに戻ってしまうのだった。今日はレインボーのMan On The Silver Mountainを弾いてみた。

take 1




take 2




※一部、音使いが変に聞こえる部分があるが、それはネットで見つけたバッキングトラックのコード進行にミスがあるから

リッチー・ブラックモアの名演奏と言えばディープ・パープル時代の方が多い、そう考える人が大半なんじゃなかろうか?。でもレインボー時代のリッチーの演奏もエグいのがある。

この曲はファーストアルバムの1曲目。出だしのリフからリッチー節!。とにかくカッコイイ!。レインボーの楽曲の中で一番好きなギターソロと言って良い。本当はここで何分何秒部分のフレーズがどうのとか詳細を述べたいのだが、あまりにもマニアック過ぎる・・・、とにかく原曲を聞いて頂こう。



ギターソロは2分8秒から。あくまでも勝手な解釈、このギターソロは予めフレーズを作ったのではなく、指の赴くままのアドリブだと思う。その考えると涎が出るくらいのスゲェギターソロなんだ!。少なくとも速弾きの部分はリッチーの指癖だろう。10代の頃、このギターソロ部分を聞いて「なんてカッチョいんだ!」と必死でコピーしたのだが、この手の指癖フレーズってのは譜面にされても良く判らんのだった。

結果、どうしたかと言うと、、、

「指癖には指癖で対抗する!」

そう、上で演奏しているふたつの習作はMan On The Silver Mountainのギターソロをそっくりコピーしているのではなく、主要な音だけ頂き、あとは私自身の指癖で弾いている。なるべくこのリッチーのアンニュイな演奏に近付けようと努力をしている演奏である。言わずもがな、オリジナルが良いに決まっているが、一応ギリギリ、オッケーな演奏ではなかろうか?。

何故リッチーの演奏がけだるく聞こえるか、それはピッキングを極力減らしているからだ。速弾き部分なんてほとんどハンマリングオン、プリングオフ、スライドで音を鳴らしていると思われる。私もそれにならってほとんどピッキングしてい ない。つまり大半のフレーズは左手だけで音を出している。

ピッキングしないとそれがレガートとなり、なめらかな演奏に聞こえ、それが遅いテンポと叙情的なマイナー進行のコードによってけだるく感じる訳だ。

私はハードロックギタリストの割にピッキングがクッソ下手で速弾きする際、あんまりピッキングをしない。しっかりと意識をしてピッキングを多用するのはマイケル・シェンカーを弾く時くらいかもしれない。他はタッピング、ハンマリングオン、プリングオフ、スライドで凌いでる。

だから今回の習作も適当に弾いているだけなのでしっかりとコピーせず音をとっていなくても割りとニュアンスだけは似せるのは簡単だったりする。但し!、上でも述べた通り、明らかにリッチーの演奏の方が美しい。これは永遠の課題だな。如何にこの曲でリッチーに肉薄する演奏をするか・・・。

残念ながらライブになると何故かリッチーさん、倍くらいのテンポで曲が演奏され、叙情的な雰囲気が一切なくなってしまう。レインボーファンの中には私のようにオリジナルのテンポでゆったりとした演奏を聞きたい!、って人も多いと思う。




さて、タイトルの通り、弦を交換した。ここ何年か1セット500円くらいのノーブランドの安い弦を使っていたのと、若い時分からゲージは少し太めの010からのセットを使っていた。今回は思う事があり、095からのセットを使っている。

エレキギターの弦は一番細いので008セットに始まり、009セット、010セット、011セットと続いていくが、つい十数年前まで009と010の間の095セットは存在しなかった(海外ではあったのかな?、でもかなり高かった筈)。

この数字はインチ、つまり今まで私が使っていた010セットは一番細い弦が0.01インチ(0.254mm)の太さを持つ事になり、095は0.095インチ(0.241mm)となり、mmで言えばたった0.01ちょっとの違いしかない。しかし使ってみて判った。この0.01mmの違いは非常に大きい!。

ロングスケールのネックを持つフェンダー系のギターを使っていると時折010セットのテンションがきつく感じる時があり、かと言って009のセットだとぐにゃぐにゃして気持ち悪い。ずっとそう思っていたのでこの095セットを初めて使ってみたんだ。

とにかく最高です!。無茶苦茶弾き易い!。唯一の欠点はバラ売りをあまり見つけられない点とあっても1本が高いって事くらいか?。エレキギターの弦って切れない時は何ヶ月も切れないが、切れる時は一週間でブチッだから特に6本のうち細い弦の3本の単体で予備が欲しかったりする。

それと今回購入したのはダダリオの「EXL120+」と言う商品だが、かなりビックリ。音が非常にブライトなんだ。軽い音が鳴りシャリッとした感じ。

私がメインで使っているストラトキャスターはピックアップに高出力のセイモアダンカンSSL4をぶち込んでおり、これはもはやストラトキャスターの音じゃない。限りなくレスポール系に近い音が鳴る。ハードロックは適しているが、どうも私が求めている音じゃない。SSL4以前に付けていたディマジオのビンテージヘビーブルースの方が良かったと思う程だ。

ギターの弦は生き物で本来の音は2週間程しか鳴らないと言われている。今回、3ヶ月振りくらいで交換しているのですでに弦は死んでおり、良い音が鳴らないのだが、その弦だって新品の時があり、もう何年も同じ弦を張っており、その音は覚えている。

ノーブランドの010セットからダダリオの095セット、言葉で言い表せない程に音の違いが出た。弦だけでこれだけ音が変わるのか?、ストラトキャスターの音が鳴らなかった俺のギターからストラトの音が出ているんだ!。勿論本来のストラトの音とか掛け離れているが、高音がしっかりと出てくれているのは嬉しい限り。当然弦が細くなっているので中低音の割合は減っており、余計それが目立つんだ。

今回の習作、バッキングは全てリアピックアップ。使用ギターはボリュームコントロールも改造していて、いわゆるローカットタイプに変更しており、本来、エレキギターはボリュームを下げると高音が失われるのだが、ローをカットする事でボリュームを絞っても高音のままなんだ。しかもボリュームを下げれば下げるだけよりローが減少していくタイプ。バッキングはボリューム6くらいで演奏しているのである意味スッカスカの音が鳴っている。でもこれが私には良いんだ。リッチー・ブラックモアサウンドと言うよりもスティーヴィー・レイ・ヴォーン!、そんな音色になっている(彼は012くらいの太い弦を使っていたらしいが)。

ギターソロ部分は最初のフレーズはリアピックアップでその後はずっとフロントピックアップを使っている。この時のボリュームはマックスの10。それでもフロントピックアップで音が潰れていない。弦交換しただけでストラトらしさが出てきた、うーん、目からウロコ・・・。

※勿論、アンプ、イコライザー(amplitube4)でも低音はカットしている

色々とネットでレビューを見ているとこのダダリオの弦、他のメーカーのよりも高音重視で低音はあまり鳴らない、そんな設計?、がされているようだ。

ノーマルストラトキャスターのピックアップならどんな弦を使おうがブライトサウンドを得られるが、高出力タイプのピックアップを装着しており、もうちょっとストラトらしさが欲しい!、そんな人にはマッチする弦のようだ。


Hawaii Five-O - The Ventures

2020年05月09日 00:00

ワタクシ、知りませんでした!。Hawaii Five-Oのテーマ曲がベンチャーズ作品だったとは!。

私が知っているのは21世紀になってリメイクされたドラマの方。




ここにはギターなんてちっとも出てこない!。そして1960年代に放映されていたオリジナルのHAWAII FIVE-0、見た事ありません!。

このリメイクされたHAWAII FIVE-0は水戸黄門などの勧善懲悪ドラマが大好きな方にはお薦め。ほぼ一話完結で毎回最後まで見るとスッキリする。ちなみに馬鹿な事を仕出かした石田純一、その娘の「すみれ」もちょっとだけだが出演していた(残念ながらその回は見ていない)。

さて、YouTubeでベンチャーズのフルライブを見ていたら毎回この曲をやっている。ベンチャーズはポップスのカバーが多かったらこれもきっとそうだろうと思ったらベンチャーズのオリジナルだったんだな。

そんな訳でこれもちょいと練習してみた。今回はちょっとジャジーな雰囲気で演奏している(音量に注意!)。

完成版 take 6



このtake 6の左と右から聞こえてくるギター、これはダブラーなどを使ったのでなく、左用、右用と録音している。つまり全く同じフレーズを弾いているんだ。困ったのが後述するオブリガート。最初に右用のトラックを録音した。次に左用トラックであるが、オブリガート部分はアドリブをかましているので、自分が好き勝手に弾いたフレーズをコピーしなくちゃならない!。好き勝手に弾いたフレーズをコピーしてその通りに弾く、これって結構大変なのだった。


take 2



take 2は幾つかの音がパコッとしっかりと音が出ていない。どうにも納得が行かない!。


take 3



無念!、このtake 3も一箇所、音がパコッと・・・。


take 4



すぐに判るようなミスはなし。でもところどころに挿入しているオブリガートがちょっと地味・・・。






この曲の練習を始めたのは4月中旬くらい。今まで習作として演奏したベンチャーズ曲の中で一番音数が多く複雑で、無意識に指が勝手に動くようになるまで一日一時間程度の練習で一週間くらい掛かるかな?、と思っていた。ところがどっこい、意外と難しい!。

この曲のテーマは半音ずつ上がり、Cm、Dbm、Dmと三回繰り返される。メロディがどんどんと半音上がるだけと思いきや、微妙にフレーズやリズムが違うんだ。例によって記憶力がないので「あれっ?」とすぐに忘れちゃう。新型コロナウィルスでの自粛生活と言ってもそんなに暇ではないので、こればかりに時間を掛けられないのだった。

ギター初心者の皆さん、これは素晴らしい運指練習になる。小指もガンガンに使い、指をストレッチさせないと弾けないフレーズがあったりと、YouTubeなどにタブ譜が転がっているのでそれを見ながら練習される事を強くお勧めする。

そして譜面通りに弾けたら、自分で味付けをする!。上の習作は譜面にはないスライドを使ったり、メロディにないフレーズ、オブリガートをふんだんに入れている。最初のCmからのメロディではEbとG、DbmのメロディではEとAb、DmではFとA、この部分でコードの分散音をポロリンと入れると無茶苦茶カッチョ良くなるのだった。コード分散音は3~4本の弦に跨っているので慣れないと弾けないだろうが、これを訓練するとその後のスウィープ奏法に繋がるのだった。

※上4つの習作のコード分散音を使うオブリガート部分は完全にアドリブ、だからそれぞれ異なるフレーズになっている

最後にベンチャーズのライブから!。上の習作と全く異なるサウンド、演奏方法の動画を選んでみた。クランチサウンド&親指サムピック&指弾き、これはこれでカッチョイイ!。




これをベンチャーズの曲としてくくってしまうとそりゃぁ全ロックギタリストは注目しない。これは優れたインストナンバーとして、原曲がベンチャーズであり、そう認識すると良いだろう。とにかく名曲である。半音上がる部分、これほど自然に上がっていく、私はたまげてしまった!。


Walk Don't Run - The Ventures

2020年04月29日 00:00

4月13日の記事からの続き・・・。

ベンチャーズが好きって訳じゃない。コロナ自粛でちょいと暇になり、少し頭を使おうと新たな曲を覚えようとしたところ、それがあまりにも難し過ぎて少し頭を使うどころか脳味噌がパニックを引き起こしてしまうくらい。そこで1時間くらいで弾けるような曲、なんかねぇかな?、と思ってベンチャーズだったのだ。

そしてPipelineもDiamond Headも楽に弾けたので、じゃぁ三曲目行くべ!、と選んだのがこのWalk Don't Runだ。今の今まで知らなかったがこれがベンチャーズ初の大ヒットナンバーだそうな。1960年、なんと60年前だ!。

Pipeline、Diamond Head、ちょっと物足りない訳だ。ベンチャーズマニアじゃないから音質やニュアンスまで真似ようなる完コピーとか全く興味がないのでメロディが弾ければオッケー、そうなると耳コピーから録音完了まで1時間にも満たない。そこで少し音数の多い曲を選んだのがコレ。

早速習作をどうぞ(音量に注意!)。

take 3




次のふたつのテイクは聞いて頂かなくても良いが、ギターの音質を変えて弾いている。

take 1




take 2




便宜上、take 1~3となっているがtake 3としている完成版(これも100パーセント納得はしていないのだが)が実はtake 20くらい・・・。

take 1は一箇所、音が出ていない箇所があるのと、一発目の録音なのでビビリながら弾いていたのでちょっと音が平坦と言うか、勢いがないと言うか・・・。音質はこれが一番ベンチャーズっぽいかな?。ストラトキャスターのリアピックアップで弾いている。まぁベンチャーズは歴史が長いので時代によって全くリードギターの音質が違っているが、ベンチャーズの80年代くらいの音かな?。

take 2はストラトキャスターのリアとセンターのミックスで如何にもストラトキャスターっぽい音で弾いてみた。これはミスはないか?。

これで「良し」としたいところだが、さらにリバーブを掛けてライブっぽくと思っtake 3を弾いた。こちらはストラトキャスターのセンターピックアップを使っている(リバーブを除けば最近のエリック・クラプトン風な音かな?)。

今回、耳コピーじゃなくYouTubeで公開されている譜面動画を見ながら練習していた。と言うのも途中のメロディでふたつの音で構成されている和音を使っていて、その部分をどうやって弾いているのか検討が付かず、こういう時こそYouTube!。

そして思った以上にこの曲はテンポが速く、慣れないメロディを覚えるのがまぁエライコッチャだった。物凄く簡単なメロディなのにところどころ大変。ぶっちゃけちゃうと私の記憶力の無さ!。

これくらい音数が多いと脳がフレーズを完璧に記憶して無意識に指が動かないとならない。でも何度演奏しても「次はこう指を押さえて・・・」と考えなら弾いているから、途中で訳が判らなくなってしまう。指が追い付かないんだ。

この曲の練習は1日1時間と決めていて、完成版のtake 3(便宜上take 3だが実際には失敗のレンチャン、take 20くらいなんだな(笑))は3日目、延べ3時間以上も掛けたのだった。2日目までは記憶力、指に動きを覚えこますだけ。ひたすら弾きまくる!。そして3日目である。さすがに2時間以上も練習しているからおおよそ指は無意識に動いてくれる。

ところがいざ録音となると出だしの2音目でミスったり、途中で無駄な音、ノイズが大きく鳴ってしまったり、最後の最後、これはCコードをジャラーンと弾くのだが、間違えて一音低いBbコードジャラーンとしちゃったり・・・。

最後だけ間違ったコードをジャラーンしちゃったら、今はデジタルからその部分だけ撮り直して上書きしちゃえば済む問題であるが、それはプライドが許さないのである!。


テレビドラマなどのNG集を見ていると俳優さんが何度も同じ場所でミスを仕出かすシーンなどあるでしょう?、それと同じ。心理的なもので一度失敗するとそれが頭に残っているから、その部分を慎重に弾こうと思い、それが反対に仇となって再びミスる。そして偶然?、上手くそこをクリアしたら安心しちゃって次の楽勝で弾ける筈のフレーズをトチったり、忘れちゃう!。今回はこれの連続!。地獄の20テイクだったなぁ~。

今回、リアピックアップ、センターピックアップ、リア&センターピックアップと色々と音質を変えて録音しているのはミスを連発するので気分転換の意味もあった。フレーズそのものはずっと繰り返しだからどちらかと言うと簡単。運指練習にもならないのだが、いやぁ、大変だった。脳味噌の疲労感は半端じゃない!。

次回!、YouTubeでベンチャーズの曲を色々と聞いて、複雑で音数の多いフレーズであるが、初心者も頑張れば弾け、運指練習もしっかりと兼ねる曲を見つけた。それをやってみたい。これを書いている今、目下必死で記憶中!。練習中じゃなくて記憶中である!。Walk Don't Runの倍、いやそれ以上掛かるかもしれない。

最後にWalk Don't Runをベンチャーズのライブ映像をYouTubeから・・・。




ところでこの曲、出だしはA、G、F、Eと言うコード進行になっている。これ、調性音楽のルールに従うとAではなAmになるのだが、ここをAとするのがこの曲らしさのようだ。

色々とネットで調べているとベンチャーズファンの間では超有名な話みたい。A派、Am派がいて、大半はA派なんだそうな。そしてリードギターが入ってからはAmになる。と言うのもフレーズがAmコードで使われるAのナチュラルマイナーだからだ。ここでAコードかき鳴らすとおかしい。

ところがこれもファンの間では有名な話のようで、リズムギター担当のドン・ウィルソンは気分によってAで弾いたりAmで弾いたりしているそうな!。YouTubeで幾つか映像を見たが、多分ほとんどAのまんまで弾いているね。


Diamond Head - The Ventures

2020年04月19日 00:00

4月13日の記事ではベンチャーズは苦手、嫌いの部類に入りつつも、ギターの運指練習にうってつけで初心者の皆さんは是非ともコピーをと書いた。

まずは習作を・・・。パソコン用アンプシミュレーターソフトのAmpliTubeでツインリバーブ、JCM-800、JC-120でセットしてみた。

※音量に注意!

フェンダーツインリバーブ




マーシャルJCM-800




ローランドJC-120




mp3化してから気付いた。スタジオ盤とメインフレーズがちょいと違うのとDmとFmをジャーンと弾くところ、リズムが全然違っていた・・・、うーん、適当に耳コピーしただけなので勘弁してちょ!。




4月13日の記事のPipelineとこのDiamond Headはベンチャーズの中で簡単に弾ける部類に入る。どちらもテンポが速いので初心者がしっかり弾こうと思うとそれなりに時間が掛かるだろうが、それこそが左手の運指、右手のピッキング練習なのだ。

Diamond Headの難しいところはひとつだけ!。Amのコード分散音(アルペジオ)を流暢に弾けるかどうか!。それが出来れば楽勝で弾ける!(今回、習作では無念!、ミスっているのだった!)。

日本の法律だと音楽教室で日本の楽曲を弾くだけで著作権使用料を寄越せ!、と言われるから、それぞれの音楽教室、ロック系の教室は日本の楽曲なんか課題にせずにこういう曲を生徒にやらせるべきだ。ほとんど歪ませずに演奏するので上手、下手に二分され、自分(生徒)に何が足りないかすぐに判る。

この2曲を弾けるようになったら「Walk, Don't Run(急がば廻れ)」に挑戦すると良いだろう。音がやたらに多い。フレーズが複雑になるんだ。この辺りが弾ければ初級者を脱却出来る。

そしてThe House of The Rising Sun(朝日のあたる家)を弾けばスケール、コードの理解とセンスが養われる。と言うのもこの曲はベンチャーズには珍しく曲の大半がアドリブ(即興演奏)なんだ。ナチュラルマイナースケールと一部のコードでハーモニックマイナースケールを使い、これをカッチョ良く弾けるようになればもう中級者!。

あとギタリストならベンチャーズのリズムギターはジャズやフュージョンのように複雑なコードを使わないから、これもしっかりマスターするべし。古いスタジオ盤よりもやっぱりYouTubeでライブを掘り出すと無茶苦茶ためになる!。

うん?、この後、何故ベンチャーズが苦手、嫌いかを書く予定だったが、かなり長くなる!。これは次のベンチャーズ習作の時にでも話すとする。




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