Blue Rondo A La Turk - The Dave Brubeck Quarte

2021年10月31日 00:00

デイヴ・ブルーベック・カルテットの楽曲は以前次の記事で紹介した。

Take Five - Dave Brubeck Quartet

オリジナルは途中のドラムソロで一気に飽きちゃうが名曲だろう。と言うのもこれをカバーしているジャズメンはオリジナル通りに演る筈もなく、きっとみんなドラムソロが退屈だと思っていたに違いない。5拍子のリズムとエキセントリックなメロディだけ頂いて、皆さん、素敵な楽曲に仕上げている。

さて、今回紹介するのは「Blue Rondo A La Turk」だ。



テーマ部分、なんすかこれっ?、ってなメロディと言うかリズム。何度聞いても判らん。調べたら8分の9拍子だそうな。それでも頭の中はクエスチョンマーク。

こういう時はベースを聞くと判断しやすいのだが、ベースは「ドン、ドン、ドン、ドーン」の繰り返し。そしてようやくベースのドンが4分音符だと判り、そうなると最後のドーンは3連符のように感じるが、実は8分音符が3つ。これで判った。「タタ・タタ・タタ・タタタ」で繰り返され最後が「タタタ・タタタ・タタタ」となる。やっとこれで9拍子てのが判った。

これ、上のライブ映像よりもスタジオ盤を聞くとシンバルがそうやって打っているのが良く判る。是非ともスタジオ盤もお聞き下され!。上の動画なら23秒からのドラマーのシンバルの動きを見ると良く判る。

5拍子、7拍子の楽曲って結構あるのだが、9拍子ってそんなにないのでは?。すぐに浮かぶのがジェフ・ベックのScatterbrainだが、これはリズムが一定と言うか、最後の余りだけ気にしていればすぐに弾けそうだが、この曲は「タタ・タタ・タタ・タタタ」だからまぁ・・・。

しっかし、良くこんな事を考えつくな。Take Fiveの5拍子ってのは結構簡単。特にオリジナルに沿うのならアドリブ部分はEmのワンコードになり、ソリストはEドリアンの音使いを適当に弾いていればそれっぽくなる。でもこの曲は・・・。

作曲者も凄いし、演じる方だって大変だと思う。しかも途中で普通の4ビートになるのが面白い。しかも4ビート部分は極普通のFのブルースだぜ!。9拍子と4ビートが交互に繰り返される部分なんてもはやジャズではなくプログレッシヴ・ロックと言っても良いかも知れない。プレグレの人や複雑なフュージョンだ大好きな人々ががこれをカバーしないのが不思議なくらい。


冬も夜長だ!、ジャズを聴こう! - チック・コリア

2021年02月25日 00:00

今日は曲紹介ではなく人物紹介。先日亡くなったチック・コリアである。まだ70歳くらいだと思っていたら79歳だったんだね。それでも若い!。マイルス・デイヴィス絡みで言えばソニー・ロリンズが90歳なのは知っていたが、ハービー・ハンコックは80歳、ウェイン・ショーターはなんとびっくり!、87歳である!。うーん・・・。

さて!、ワタクシ、ジャズ好きだと公言している癖にジャズピアニストを丸で知らない。勿論、有名なピアニストの名前や履歴くらいは知っているが、その人がどんな特徴があるのか?、いちばん大切な事を一切知らなかったりする。

チック・コリアで言えば4ビートのジャズ時代はほとんど知らず、同じくマイルス・デイヴィスから巣立ったキース・ジャレット(75歳)と比較すれば「チック・コリアの方が好み」と言える程度。

チック・コリアと言えばフュージョン、そう!、「リターン・トゥ・フォーエヴァー」である。スタジオ盤は7枚、ライブ盤とベスト盤をそれぞれ1枚の9枚所持している。2月初めに亡くなってから久々に聴き直しており、難解な曲もあるが、天才的なサウンドを生み出していると思う。まぁメンバーがメンバーだからねぇ。ベースにスタンリー・クラックだったり、ギターにはアル・ディ・メオラがいた時代もあったし、チック・コリアのお陰で知ったフランク・ギャンバレもいた。

その後、YouTubeでチック・コリア・エレクトリック・バンドを見て(確かその時の映像もギターにフランク・ギャンバレがいたような気がする)、私の中ではジャズピアニストと言うよりもチック・コリアはフュージョンのキーボディスト、そんなイメージが強い。

マイルス・デイヴィスが1970年、ワイト島で行ったライブ、10年くらい前に連れからDVDを誕生日のプレゼントされた。その映像がカルチャーショック。それまでエレクトリック・マイルスの動く映像を見た事がなかったからだ。ジャンルとしてはフュージョンなのだろう。しかしプレグレの要素もあるし、トランス系とでも言おうか?。あの音楽を聴きながら葉っぱなんて吸っていたら多分最高だったろうなと妄想しちゃうくらい。

このライブではオルガンにキース・ジャレット、エレピがチック・コリアで、両名が電気楽器を弾いているシーンもこのDVDで知ったのかな?。ドラムのジャック・ディジョネットはどこから見てもヤクの売人にしか見えないし、反対にベースのデイブ・ホランドは見るからに小僧、間違ってこの場に来ちゃったような・・・、みんなの顔色を伺いながら?、そんな印象に見えたのも面白い。YouTubeでも幾つか映像が上がっている。その中の一つが次!。




さて!、チック・コリアの中から一曲紹介しなくちゃならない。耳に馴染んでいるリターン・トゥ・フォーエヴァーからと思ったが、どれを紹介して良いか迷ってしまう。「Spain」なんて当たり前過ぎちゃうでしょう?。

そこで!。

リターン・トゥ・フォーエヴァー解散後のソロアルバムの「Friends」からどうぞ!。リターン・トゥ・フォーエヴァーと違い、全曲、イージーリスニング的なフュージョンサウンドに仕上がっている。作業時のBGMも適していると思う。その中からアルバムタイトルにもなっているFriendsを!。





冬も夜長だ!、ジャズを聴こう! - Open Mind

2021年02月13日 00:00

とにかく先ずは聞いて頂こう!。



オッサン、オバサンなら「あっ!、聞いた事あるぞ!」となるに違いない。

この曲はテレビ朝日、報道ステーションのオープニング曲だったんだ。平日、夜10時にニュースを見ている人は、年間で250回以上もこの曲を耳にしている!。

YouTubeで見つけたのはどうやらベスト盤からの掲載のようだが、これは彼女が16歳だが17歳の頃の収録した「02」と言うアルバムの中の1曲。報道ステーションのオープニングを聞き、これをフルコーラス聞きたい!、それだけの為に買ったアルバムだったが、なんか微妙に雰囲気が違うでしょう?。

ライナーノーツを見ると「テレビ朝日系で始まった『報道ステーション』のテーマ曲をメイバーン・トリオと共演した別バージョンがボーナス・トラックとして収録されている」と書かれている。なんだよ!、俺が聞きたいのは報道ステーションバージョンなんだよ!、と購入後、ガッカリしたのを覚えている。

この記事を書くにあたって、その報道ステーション版が存在するのか調べてみたが良く判らん。唯一、矢野沙織ではなく、ピアニストの松永貴志が演奏したこれがかなり近いかな?、と思われる。



矢野沙織バージョンのベタァ~とした感じがなくなり、軽快で明るい感じが良いでしょう?。サックスは緑川英徳。どちらを推すか?、と問われたら断然、松永貴志バージョンだな。しかもこの曲、矢野沙織でなく、松永貴志の作曲だったのね・・・。うーん、松永貴志って人、初めて知った。

あくまでも耳、そして脳の感覚として・・・、YouTubeで矢野沙織が17歳の時に(彼女は16歳でデビューしている)、松永貴志が共演しているライブ映像を見つけたが、うーん、矢野さん、ちょっと下手じゃね?、と思っちまった。気のせいかなぁ。


冬も夜長だ!、ジャズを聴こう! - You'd Be So Nice To Come Home To

2021年02月03日 00:00

You'd Be So Nice To Come Home To・・・、スタンダード中のスタンダード!。問題は今回、どの人の演奏を紹介するかである。

まぁ色々と思い浮かぶが、やっぱりヘレン・メリルの歌声に惹かれちゃう。トランペッターのクリフォード・ブラウンと組んだ一曲。




まだジャズの「ジャ」の字も知らなかった頃、背伸びしたく、オネーチャンとのドライブデートでジャズを掛けて・・・、そんな時に便利なのが様々な有名どころが収録されているオムニバスアルバム。多分、女性ボーカル縛りのオムニバスアルバムだったと思う。

そこで聞いたのがこの曲だ。切なく歌い上げているのに迫力がある。誰だ、この人は!?。ヘレン・メリルねぇ、へぇ~。それから何年かしてようやくオリジナルアルバムをゲット。この曲が収録されているアルバム、「Hellen Merrill With Clifford Brown」である。

7曲が収録されており、全曲、バラード、もしくはミディアムテンポで、You'd Be So Nice To Come Home To同様に切なく歌い上げているのに迫力がある歌声を聞ける。夜、リラックスをしたい時、寝しなにお酒をチビッと嗜みつつ、そんな時間にマッチする。お持ちでない方は是非、購入されたし!。

そしてここでトランペットを吹いている人がクリフォード・ブラウンだと知った。それからクリフォード・ブラウンのアルバムも集め始めた。

さて、この曲、ヴォーカルパートが終わるとトランペットソロではなくピアノソロが始まる。これがコード進行に沿った和音中心のアドリブを軽くこなしてくれており、で耳に和む。もしこの曲をホレス・シルバーが奏でたら最悪かもしれない。

そしてピアノソロが終わった後のクリフォード・ブラウンのソロの出だしの四小節!。これだけを延々リピートしても飽きない、素晴らしいフレーズだ。


冬も夜長だ!、ジャズを聴こう! - A Prescription For The Blues

2021年01月22日 00:00

ジャズピアニスト、ホレス・シルヴァーの作品。この曲と言うよりも曲のタイトルがそのままアルバムタイトルになっている「A Prescription For The Blues」、全曲お気に入りと言って良い。まずは聴いて頂こう!。

・・・、と思ったら、いやぁ、ビックリ!。YouTubeにはどんなジャンルのどんな曲でも転がっていると思ったら、ないんだ!。ホレスさん、そこそこ有名だよね?。YouTube界ではこの曲の人気は皆無なのか・・・。

しょ~がない、そこでプロなのかアマチュアなのか不明だが、この曲を演奏している映像があったのでどうぞ!。




上の映像ではリード楽器にヴィブラフォン(鉄琴のでっかい奴)が使われているが、オリジナルはトランペットとテナーサックスの二管がリードを担当する。演者はブレッカー兄弟だ。ベースにロン・カーター、ドラムはルイ・ヘイズ(ルイ・ヘイズ)。

おっ!、これもどこのどなたか、プロなのかアマチュアなのか不明だが、この演奏はオリジナルに近いかな。



テーマメロディの明るさと言い、和音をひたすら叩きまくる良い意味で「煩いピアノ」、これがたまらん。ホレス・シルヴァーはファンキー系と言う人もいるようで、確かに私のイメージでもこの人のピアノはとにかく煩い!。彼のリーダーアルバムを7枚所持しているが、バッキングに徹しているのに煩い曲が非常に多い。この人、ラグタイム演ったら相当上手いんじゃないか!?、それ程煩い!。

とは言え、ホレス・シルヴァーの一番代表曲かな?、と思うSong for My Fatherでのピアノは非常に大人しかったりするのだった。それでもかなり叩いているとは思うが・・・。



とにかくホレス・シルヴァーの曲はピアノの叩き方もそうだが、これでもかってくらい明るい曲が多く、今の新型コロナでため息ばかりな心境の時にでさえ、ハッピーになれるサウンドを提供してくれているのだった。数年振りかな?、手持ちの7枚のアルバム、順番に聴いているのだった。


冬も夜長だ!、ジャズを聴こう! - Double Bass

2021年01月12日 00:00

「Double Bass」、これで「あぁ、あれね!」、と思った人は結構歳を食っているのではなかろうか?。ジャズベーシストであるロン・カーターの作品だ。まずは聴いて頂こう。



ピアノが奏でるテーマのアンニュイなメロディ、そして絡みつくベース、たまらん!。ただ、この曲、ひたすらロン/カーターを味わうだけのもので、ジャズの定番とは言い難い。それでも何故今回紹介したかと言うと・・・。



洒落たテレビコマーシャルでしょう?。このシリーズはもうひとつあって・・・。



こちらは「36414」と言うブルース系の曲。

どちらも同じアルバムに収録されており、1985年の作品。なのでテレビコマーシャルもその頃のものと思われる。まだ青二才だった私がこの二曲を聞いて「おお、お洒落!」と感動した作品。ここからジャズにのめり込んだ訳ではないが、「ジャズは大人の音楽」、そう感じ、ジャズ好きになる布石になった曲かな。




冬も夜長だ!、ジャズを聴こう! - My Funny Valentine

2020年12月31日 00:00

My Funny Valentine、スタンダード中のスタンダードである。ただ私はあんまり好きじゃない。好きじゃないけれど、マイルス・デイヴィスのあのライブは名演だと感じていた。




なんだろう、これぞライブの臨場感。目を瞑って聴いていると家に居ながらでも目の前にマイルスがいるかのよう・・・。

サックスを吹いているのはジョージ・コールマン。この人の評価って日本ではあまり良くない。その後加わったウェイン・ショーターが過ぎ過ぎるからだろうが、新生のジャズマニアの前では決して言えない・・・、「私はウェイン・ショーターが苦手!」、まぁ人それぞれだからね。とにかくここでジョージ・コールマンは良いフレーズを吹いている。

さて、原曲をご存じない方はどこまでがメインテーマでどこからがアドリブが良く分からないと思うので、ボーカルバージョンも紹介したい。最初、このマイルスの迫力に勝てる人はと思ってサラ・ヴォーンの動画を紹介しようと思ったが、「えっ?、この人誰?」と言うスゲェ人を見つけた。




アリス・フレドナムと言う人ならしい。知らない筈だ。ちょっと前まで素人さんだったんだって!。スーザン・ボイル系ですな。オーディション番組から人気が出ていきなりデビューしちまったとの事。


冬も夜長だ!、ジャズを聴こう! - Moanin'

2020年12月21日 00:00

その昔、あるジャズマニアに「Moanin'を好きだと言うと馬鹿にされるから気をつけろ」と言われた。理由は「この曲はもはやジャズではなくポップスだからだ」、なんだそうな。要するにメジャーになり過ぎてつまらんって事だと思うが、ジャズマニアって気難しいなと思ったのを覚えている。

ジャズマニアの不思議なところって、ジャズをこよなく愛し、世に広めたいと考えているのにジャズを理解していないような人間がジャズの名曲のメロディを口ずさんだり、「ここの部分良いよね」とちょっとした評価をすると「ふん!、何も知らない癖して!」と立腹する・・・。これってクラシックマニアにもいる。

ジャズやクラシックマニアの中には、己が追求している音楽を、他よりも一段上、高尚な音楽だと思っていて、素人であってもそう言った構えで聞かないと駄目、そういう主張をするウザったい奴が一定数いる。

私はこの曲がヒットした頃、まだ生まれていないが、日本で大ヒットしたらしい。そこらの下町のオヤジでも口ずさんだりしていたのだろう。むしろ喜ぶべきだと思うのだが・・・。

私は今も尚、ハードロックが好き。だからそこらの下町オヤジがディープ・パープルのSmoke On The Waterのリフ部分、、、

「ジャッ・ジャッ・ジャー、ジャッ・ジャッ・ジャ・ジャー、ジャッ・ジャッ・ジャー、ジャッ・ジャーー」

と口ずさんでいたら嬉しくてしょ~がない。

さて、このMoain'、今もジャズに興味のない人でも知っている人が多いと思う。NHKの「美の壺」のテーマソングであるからだ。この曲を聞いた瞬間、谷啓、草刈正雄の顔を思い浮かべ、木村多江の声を想像してしまうに違いない。



はぁ~、リー・モーガンが動いているぜ!。ベニー・ゴルソンも動いているぜ~!。以前にも述べた。YouTubeの凄いところはこういう貴重な音源、映像が発掘されて、それを誰でも聴ける、見られる点。ジャズ好きの私でもYouTubeが発達するまであの巨匠、マイルス・デイヴィスでさえ、動いているのをほとんど見た事がなかったのだから!。


冬も夜長だ!、ジャズを聴こう! - Take Ten

2020年12月13日 00:00

12月1日記事でTake Fiveを紹介した。Take Tenはこの曲が当時大ヒットした事から、作曲者であるポール・デズモンドが後に似たようなパターンで作った曲だ。両方とも五拍子で切ないメロディが奏でられる。

最初、これを聴いた時、「うわぁ、恥ずかしい。大ヒットしたからと言って同じような曲なんて作るか?。本人が二匹目のドジョウってなんじゃらほい?」

と表現が悪いが馬鹿にしきっていた。ところが聴けば聴く程、ベースになっているTake Fiveよりもいいじゃないか!。Take Fiveも演者によっては悪くない。でもオリジナルは駄目。駄目過ぎる。ドラマー、ドラム好きには申し訳ないが、途中でつまらないドラムソロが入る点がどうしても納得が行かなかった。あれで全てをお釈迦にしちゃう。

ところがこのTake Tenはそんなドラムソロもないし(途中、えっ?、これもドラムソロに入るのか!?、と思わせるところがある)、二匹目のドジョウだろうが、メロディはとても美しい。日本人が好むパターンである。

そしてこの曲、数年前から頻繁にテレビから流れてくるようになった。旅チャンネルの番組「日本百名居酒屋」である。記憶が曖昧だが、確かこの番組、最初の頃はTake Fiveをテーマソングにしていたと思う。それがいつしかTanke Tenに変わったんだ。きっとディレクターも「Take Tenの方が名曲じゃね?」と思ったに違いない。

唯一の欠点はオリジナルは3分ちょいと非常に短いんだ。今回YouTubeで検索したらロングバージョンが存在した。1973年の再演だそうな。このバージョンは初めて知った!。




冬も夜長だ!、ジャズを聴こう! - Take Five

2020年12月01日 00:00

今日から12月、冬である。よってタイトルをちょこっと変えてみた。

さて、本日まな板に載せるのは・・・。

おいおい!、Take Fiveと言えばデイヴ・ブルーベック・カルテットだし、サック奏者でこれを作曲したポール・デスモンドだろう!?。

はい、その通り!。テーマ部分は最高、ポール・デスモンドのソロも哀愁に満ちている。しかし!、このオリジナル、半分くらいはつまらないドラムソロなんだ。ドラマーには申し訳ないが、リスナーとしてはつまらんって。

そこでジョージ・ベンソンである!。最初に聞いたのはライブアルバム、「In Concert-Canergie Hall」でのTake Five。わぉっ!、さすがジョージ・ベンソン、一切聞き取れない程のパッセージ。そして途中から「出鱈目に弾いてんじゃないか?」と思える妙なフレーズ群・・・。



実は後半の良く判らんフレーズは除き、何を弾いているか判らない速弾き部分は、ある程度ギターを弾ける人だったら「それっぽく」弾くのは超~簡単。ジョージ・ベンソン版はキーがEm、アドリブ部分はEm7のワンコードと言って良く、ここはEドリアンにb5th、これを中心に早く弾く部分をひたすらクロマチック(半音)でピロピロ弾き、大きく音を移動する時はスライドしならがピロピロ、着地点だけコードにマッチした音にすれば「あ~ら不思議、似非ベンソンの出来上がり!」

ただクリーントーンでここまでミス無く弾くのはやはり至難の業でやっぱりこの人は無茶苦茶上手いなぁと感じるのだった。

そして動くベンソンを発見!。

※次の動画は掲載者によってYouTubeでしか聴く事が出来ないので、下をクリックし、YouTubeにリンクしてお聴き願いたい。



うん、やはり、音をアウトさせると言うより(わざとコードにマッチしない音を弾き、調和を乱し、不安感を醸し出す手法)、クロマチックでウリウリひたすら動くと言うイメージ、これは間違っていないだろう。

時にこのライブ映像でサックスを吹いているの、ナベサダじゃないか!。敢えてベンソンの速弾きに対抗せずにゆったりと吹いている。

そして青春時代、ジョージ・ベンソンと言えばジャズギタリストのイメージは全く無い!。



そう、ソウル、ファンク系のヴォーカリストだとばかり思っていたのだった。でもこれ名曲だよね。




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