Over The Mountain - Ozzy Osbourne

2021年12月02日 00:00

学生時代のギターヒーローはリッチー・ブラックモア、マイケル・シェンカー、そしてランディ・ローズだった。リッチーとマイケルは本ブログでも幾つか習作を公開しているが、ランディ・ローズは今回初登場!。

ロックでもジャズでも「若くして亡くなった天才・・・」と呼ばれる人が多いが、ランディ・ローズはまさにそんな一人。しかも麻薬などに溺れた自業自得ではなく、酔っ払った操縦士の操縦ミスによる飛行機事故。これから世界に羽ばたく、そんな時に亡くなった。

1982年のオジー・オズボーンの来日公演には天国のランディの代わりにブラッド・ギルスが立っていた。なんとワタクシは友人と共に中野サンプラザだったかな?、9列目、ブラッド・ギルスの真ん前でバンドのパフォーマンスを見る事が出来たのだった。

「けっ、ランディじゃないんだよね」・・・、とはならず、「あらまぁ、ランディのフレーズをほぼコピーしているし、さらにはトリッキーなアーミングなどいいんじゃね?」。人間は現金な生き物だ。

それでもおっさんになった今でもランディ・ローズのフレーズを真似よう、そんな人間でもあり、今でもランディ・ローズのフレーズが心に残っているギタリスト、そしてロックファンは多いと思う。

では習作を聞いて頂こう。今回はバッキングも含め、ギターパート全てを演奏し、スタジオ盤にかなり近付けたミキシングをしている。なんだかんだと6本のギターをオーバーダビングしているのかな?。但し、例によって完コピーではない。この曲、二度のギターソロ部分がほぼ決めフレーズであるが、ところどころ私の指癖が入っている。調子の悪い時のランディ・ローズ、そう思って下され!。




ギターソロは譜面に起こせば綺麗なほぼ16分音符がずっと並ぶ。だからテキト~リズムのリッチー・ブラックモアよりも耳コピーはしやすいのだが、途中とラストのギターソロで何度も出てくる決めフレーズ、これを弾けないギタリスト、結構いると思う。

オジー・オズボーン、ランディ・ローズが日本で大ブームだった1980年代、日本人の誰もランディ・ローズを見た事がないのだから、ギター雑誌のテクニック解説は結構いい加減な内容が多く、これはリッチー・ブラックモアにもマイケル・シェンカーにも通じるのだが、「オルタネイトピッキングをしろ」と必ず書かれていたりする。

今はエコノミーピッキング、スウィープ、レガート(ハンマリング・オン、プリング・オフ、タッピング)が当たり前だが、あの頃はバカの一つ覚えのようにダウン・アップの繰り返しのオルタネイトピッキングをしろ!、と誰もが提言していた。

これを若い時分のワタクシは信じていたんですよ!。正確なオルタネイトピッキングでこの決めフレーズを弾こうとすると相当難易度が高い。でも頑張った!、だってギター入門書や雑誌雑誌でそうしろと書いているのだから!。でも結局、弾けなかった。

勿論、ギター演奏でオルタネイトピッキングは基本中の基本だ。しかしフレーズによってはそれをやっちゃいけないのもあるんだ。私は今も昔も無駄な努力ってのが大嫌いで、早々と諦め、この曲がトリガーになったかどうかは何とも言えないものの、それからはエコノミーピッキング、ハンマリング・オン、プリング・オフ、タッピングを多用して速弾きの大半をレガートで弾くようになったんだな。だから今でもピッキングは下手糞。

ランディのギター音はくどい程にギラギラしており、さらにかなり歪ませている。そうなるとピッキングしていようがしなかろうが音質は大して変化がない。だから彼だって絶対にキッチリ弾いていねえって!。当然、今回の習作もエコノミーピッキング、プリング・オフ、タッピングを駆使してこのフレーズを演奏している(3音もしくは4音に1回くらいしかピッキングしていない)。それでも意外と難しいフレーズだと思う。

オリジナルは次のYouTubeリンクでどうぞ!。

Ozzy Osbourne - Over The Mountain - Original LP Remastered

うん?、バッキングのギターリフ、幾つかちょっと違うね・・・。まぁいっか!。


Blue Rondo A La Turk - The Dave Brubeck Quarte

2021年10月31日 00:00

デイヴ・ブルーベック・カルテットの楽曲は以前次の記事で紹介した。

Take Five - Dave Brubeck Quartet

オリジナルは途中のドラムソロで一気に飽きちゃうが名曲だろう。と言うのもこれをカバーしているジャズメンはオリジナル通りに演る筈もなく、きっとみんなドラムソロが退屈だと思っていたに違いない。5拍子のリズムとエキセントリックなメロディだけ頂いて、皆さん、素敵な楽曲に仕上げている。

さて、今回紹介するのは「Blue Rondo A La Turk」だ。



テーマ部分、なんすかこれっ?、ってなメロディと言うかリズム。何度聞いても判らん。調べたら8分の9拍子だそうな。それでも頭の中はクエスチョンマーク。

こういう時はベースを聞くと判断しやすいのだが、ベースは「ドン、ドン、ドン、ドーン」の繰り返し。そしてようやくベースのドンが4分音符だと判り、そうなると最後のドーンは3連符のように感じるが、実は8分音符が3つ。これで判った。「タタ・タタ・タタ・タタタ」で繰り返され最後が「タタタ・タタタ・タタタ」となる。やっとこれで9拍子てのが判った。

これ、上のライブ映像よりもスタジオ盤を聞くとシンバルがそうやって打っているのが良く判る。是非ともスタジオ盤もお聞き下され!。上の動画なら23秒からのドラマーのシンバルの動きを見ると良く判る。

5拍子、7拍子の楽曲って結構あるのだが、9拍子ってそんなにないのでは?。すぐに浮かぶのがジェフ・ベックのScatterbrainだが、これはリズムが一定と言うか、最後の余りだけ気にしていればすぐに弾けそうだが、この曲は「タタ・タタ・タタ・タタタ」だからまぁ・・・。

しっかし、良くこんな事を考えつくな。Take Fiveの5拍子ってのは結構簡単。特にオリジナルに沿うのならアドリブ部分はEmのワンコードになり、ソリストはEドリアンの音使いを適当に弾いていればそれっぽくなる。でもこの曲は・・・。

作曲者も凄いし、演じる方だって大変だと思う。しかも途中で普通の4ビートになるのが面白い。しかも4ビート部分は極普通のFのブルースだぜ!。9拍子と4ビートが交互に繰り返される部分なんてもはやジャズではなくプログレッシヴ・ロックと言っても良いかも知れない。プレグレの人や複雑なフュージョンだ大好きな人々ががこれをカバーしないのが不思議なくらい。


似非なHotel Carifornia

2021年08月18日 00:00



似非なHotel Carifornia

Pentax K-5, Sigma 17-70mmF2.8-4 OS HSM


前回の記事にてイーグルスのHotel Cariforniaのギターソロ部分を模倣してみた。実はこの曲を弾いてみようと思い立ったのは今回の写真を見つけたからなんだ。

撮影は6年前、この建物を目にした瞬間に「おお!、これってなんとなくホテル・カルフォルニアしてねぇか!?」。そして今回、発色など色々と加工し、思った通り!。名作として名高いアルバム「Hotel Carifornia」と言っても良いくらい。「復刻、リマスター盤のジャケットはこれです!」と言っても通用するかも知れない。アルバムジャケットっぽくスクエアにトリミングし、右下にこれまたそれっぽく「Esena Hotel Carifornia」と入れてみた。

この写真をアルバムジャケット風に掲載しようと思ってから「だったらホテル・カルフォルニアのギターソロ部分でもコピーしましょか!」と相成ったのだった。

イーグルスと言うとウェストコースト、カントリー&ウェスタンを洗練させた西海岸サウンドである。泥臭いけれど何故かお洒落な音楽。世代が上、60s~70sが青春時代だった方はニール・ヤング、リンダ・ロンシュタット周辺をそう呼んでいたようだが、私の世代は背伸びをしてイーグルスであり、ドゥビー・ブラザーズだった。

次の動画、イーグルスじゃなくてドゥビー・ブラザーズのBlack Water。イントロは泥臭いカントリー風で飽きそうな感じがする。でも途中から洒落たメロディ&美しいコーラスが始まったりして、お洒落度が増す。でも間奏部分がバイオリンだったりとカントリーの枠から外れていない。これぞ私が思うウェストコーストサウンドだ。




さて、このHotel Carifornia、パクリ疑惑があるのをご存知だろうか?。前回の記事でこの曲はドン・フェルダーがほぼ一人で作り上げたと書いたが・・・。

次を聴いて頂こう。




どうですか!。うん、パクリなのかオマージュなのか微妙な線である。少し前にLed ZeppelinのStairway To Heaven(天国への階段)がやはり盗作疑惑って事で裁判にまでなり、一時はパクリだと裁判で認められてしまった。結果的には盗作ではないと結論が出たが、このHotel Cariforniaも将来裁判沙汰になるかも知れない。

Stairway To HeavenもHotel Cariforniaもパクられたとされた楽曲とコード進行がほぼ同じ。つまりコード進行を真似たらパクリなのか?、それが相当曖昧なんだよね。調性音楽(一般的な長調、短調の曲)のコード進行なんて限られているから、それをどう利用し、メロディを付けていくかは作り手のセンスだ。

Hotel Cariforniaのコード進行はカノン進行に凄く近い。一つのグループがトニックとドミナントで構成されていて、それが3度ずつ下がっていくのがカノン。そしてHotel Cariforniaは2度ずつ下がっていく。だからこのコード進行を考えた人間はカノン進行からヒントを得ていると言っても良い。そうなるとパクリなのか、カノンの変形なのか・・・。カノンのコード進行は今じゃ誰もがパクっているから、カノンの変形でしかないのがHotel Cariforniaとも言え、誰が使っても文句を言えないとも考えられる。


Hotel Carifornia - Eagles

2021年08月16日 00:00

世界一有名なロックギターソロ、それがイーグルスのhotel Carifoniaではなかろうか?。洋楽やロックに興味のない方でもなんとなく耳に残っている筈。演奏しているのはドン・フェルダーとグレン・ヒューズ。今回はそれを模倣してみた。

Hotel Carifornia - 習作




例によって完コピーではない。95パーセントコピーかな?。ところどころ音使いが微妙で、スタジオ盤とライブ盤の混在のようなフレーズになっているが気にされないように。と言うよりも気にしなければ気付かない!。

何年振りに弾いたかなぁ~。10年近く前だろうか、音楽仲間とのセッションでこの曲をやる事になり、その時、私はベースで参加する予定だったのでベースパートを必死こいてコピーし、そのついでにギターソロ部分も練習していたんだ。Hotel Cariforniaのギターソロに真面目に取り組んだのはこの時が最初かも知れない。

良く10年前に練習したフレーズを覚えているか?。うむ、この曲はどちらかと言うと初心者~中級者向きでそんなに難しくない。速弾きも一切ないし、メロディが頭に入っていればあとは100回くらい弾き込めば95パーセントコピーになっていくんだな。

Stairway To Heaven - Led Zeppelin

上、二ヶ月前に「天国への階段」の習作を掲載している。このギターソロも難しいと思いきや、初心者向きのフレーズばかりで構成されている。Hotel CarifoniaもStairway To Heavenもロックギターの基本に忠実とでも言おうか?。

上手下手を決定付けるポイントは単に音を辿って弾いているか、そのフレーズも自分のものにして自由にのびのびと演奏しているか、だけである。

あとはこの手のミディアムテンポでリズムが重たい楽曲(イーグルスはカントリー&ウェスタンを基礎とするウェストコーストサウンドだが、ドラムのドン・ヘンリーのリズムはどの曲を聴いても不思議に重たい、悪く言えば「もっさり」、でもこの微妙な重さが好き!)のギターソロは走っちゃ駄目。

実は上の習作、8回も録り直しをしている。そのうちの半分はミスによるボツテイク。でも残りはミスなく弾いていた。でも何故かドン・フェルダーのパートが走るんだ。リズムよりも前のめり。ギリギリ許せる範囲なのだがどうも納得が行かずテイクを重ねた。掲載したのは二箇所で軽いミスがあるが、一番走っていない。それでもまだ最初のドンさんのギターソロ部分、気持ち走っている。不満と言えば不満。最初の部分だけバックのカラオケ音源のリズムの方が狂っているんじゃないかと思う程。

さて、イーグルスではスタジオ盤ではドン・フェルダーがレスポールを、ジョー・ウォルシュがテレキャスターを使っていたらしい。ジョーさんのギターは軽くフェイザーが掛かっているのかな?。当時のライブではドンさんがSGダブルネック、ジョーさんがテレキャスターだ。

今回の習作は面倒だったのでストラトキャスターだけで弾いている。ドンさん部分(主に左スピーカーから鳴っているギター)をリアピックアップ、ジョーさん部分(主に右スピーカーからのギター)をリア&センターにセットし、Amplitube4のアンプ、エフェクターセッティングはジョーさんの方がより軽くなるようにしている(ちょっとシャリシャリし過ぎたかな?)。

それにしても世の中には天才っているよねぇ~。この曲、コード進行、メロディ、そしてギターソロの大半をドン・フェルダー一人で作り上げたそう。こんなもの努力だけでは創作出来ないよね。そのドン・フェルダー、後年、イーグルスに貢献していないとクビを宣告されたらしい。裁判まで発展し、最終的に和解したようだが、権利問題で相当に金ですったもんだしていたらしい。いやはやなんとも・・・。




Stairway To Heaven - Led Zeppelin

2021年06月23日 00:00

久々の音楽ネタ。

このコロナ禍のせいでバンド、セッション活動が完全停止。ぶっちゃけ写真を撮れないより、こっちの方がきつい。練習スタジオなど空気清浄機などを取り入れたりしているようだが、密室だからね、そこにまだワクチン接種を完了していない基礎疾患がありそうなおっさんが5人だの6人だの集うのだからヤバイって。しかもボーカルは唾を飛ばしまくる訳で・・・。

だからうちでは指が衰えないようにとスケール練習などをしていたくらいで何かを弾く、練習する、この1年間、一切なかった。そんな時、先日、、、

ジミー・ペイジ 「Stairway To Heaven」のソロをどのようにして「魔法のギター」から生み出したのか語る

上のような記事を見つけた。えっ?、あのギターソロ、短時間で録音したのか?。あの完成されたフレーズをほぼアドリブで演奏したのか?。う~ん、やっぱり天才は違うなぁ~と。

バンドで演奏するのはDeep PurpleとRainbowだけ、そんな私だが「一番好きなバンドは?」と問われれたLed Zeppelinと答える。そんな訳って程ではないが、天国への階段、演奏してみた。多分30年振りくらい。若い頃、一度コピーしただけで、それをギリギリ、指が覚えていた。オリジナルと比較するとところどころ違っているが、今更そっくり弾く気にもならず。まぁこんなもんっしょ。

Stairway To Heaven - 習作




ジミー・ペイジのギターソロを演奏する場合、わざとちょい下手に演奏するとそれっぽくなるのだが、この手の泣き系ギターソロはそれをやらない方が良い。ホントに下手糞に聞こえるからだ。それと上はテイクスリー。最初の2回は走っちゃった。自分が考えている以上にスローテンポなんだな。走るとみっともないし、加えて一音一音しっかりと音を出す必要がある。

ギターソロ部分のコード進行はAm、G、F。この進行は不思議とてきと~に弾いても誰でもそれっぽく弾ける。普通はAのナチュラルマイナー(エオリアン)で弾くのだが、ジミー・ペイジはほぼマイナーペンタトニック。これにFコードの時だけコードにマッチする音使いをしているだけ。また明らかにそこはその音じゃないだろっ!、な部分もあったり、そう考えると、上の記事の通り、練りに練った演奏じゃないのかも知れない。それでも今でも名演奏と呼ばれるのだからスゲェよ、ジミー・ペイジ!。

だってこの曲をアマチュアバンドで演奏するとなったら、このギターソロとは異なる演奏をしたらみんなから総スカンを食らうだろう。百歩譲って1973年、「Song Remains the Same」に収録されているライブバージョン、この辺に近い演奏をしないと・・・。



※このライブバージョンはやたらにギターソロが長いのでこれをコピーする方が遥かに難しい

私はいつもように上述した通り、それっぽく演奏しているだけで完コピーしていないが、Deep PurpleのSmoke On The Waterと共に初心者が必ず通る、コピーしなくちゃならない演奏だろう。しかもSmoke On The Waterよりも意外と簡単に弾けると思う。

「名演奏 初心者でも 弾ける音」

そんな句が出ちゃう。今時ほぼペンタトニックスケールだけで弾く、一部のギタリストからは馬鹿にされがちなペイジさん、でもシンプルな音使いの方が名演奏と呼ばれる率、高いんじゃなかろうか?。


冬も夜長だ!、ジャズを聴こう! - チック・コリア

2021年02月25日 00:00

今日は曲紹介ではなく人物紹介。先日亡くなったチック・コリアである。まだ70歳くらいだと思っていたら79歳だったんだね。それでも若い!。マイルス・デイヴィス絡みで言えばソニー・ロリンズが90歳なのは知っていたが、ハービー・ハンコックは80歳、ウェイン・ショーターはなんとびっくり!、87歳である!。うーん・・・。

さて!、ワタクシ、ジャズ好きだと公言している癖にジャズピアニストを丸で知らない。勿論、有名なピアニストの名前や履歴くらいは知っているが、その人がどんな特徴があるのか?、いちばん大切な事を一切知らなかったりする。

チック・コリアで言えば4ビートのジャズ時代はほとんど知らず、同じくマイルス・デイヴィスから巣立ったキース・ジャレット(75歳)と比較すれば「チック・コリアの方が好み」と言える程度。

チック・コリアと言えばフュージョン、そう!、「リターン・トゥ・フォーエヴァー」である。スタジオ盤は7枚、ライブ盤とベスト盤をそれぞれ1枚の9枚所持している。2月初めに亡くなってから久々に聴き直しており、難解な曲もあるが、天才的なサウンドを生み出していると思う。まぁメンバーがメンバーだからねぇ。ベースにスタンリー・クラックだったり、ギターにはアル・ディ・メオラがいた時代もあったし、チック・コリアのお陰で知ったフランク・ギャンバレもいた。

その後、YouTubeでチック・コリア・エレクトリック・バンドを見て(確かその時の映像もギターにフランク・ギャンバレがいたような気がする)、私の中ではジャズピアニストと言うよりもチック・コリアはフュージョンのキーボディスト、そんなイメージが強い。

マイルス・デイヴィスが1970年、ワイト島で行ったライブ、10年くらい前に連れからDVDを誕生日のプレゼントされた。その映像がカルチャーショック。それまでエレクトリック・マイルスの動く映像を見た事がなかったからだ。ジャンルとしてはフュージョンなのだろう。しかしプレグレの要素もあるし、トランス系とでも言おうか?。あの音楽を聴きながら葉っぱなんて吸っていたら多分最高だったろうなと妄想しちゃうくらい。

このライブではオルガンにキース・ジャレット、エレピがチック・コリアで、両名が電気楽器を弾いているシーンもこのDVDで知ったのかな?。ドラムのジャック・ディジョネットはどこから見てもヤクの売人にしか見えないし、反対にベースのデイブ・ホランドは見るからに小僧、間違ってこの場に来ちゃったような・・・、みんなの顔色を伺いながら?、そんな印象に見えたのも面白い。YouTubeでも幾つか映像が上がっている。その中の一つが次!。




さて!、チック・コリアの中から一曲紹介しなくちゃならない。耳に馴染んでいるリターン・トゥ・フォーエヴァーからと思ったが、どれを紹介して良いか迷ってしまう。「Spain」なんて当たり前過ぎちゃうでしょう?。

そこで!。

リターン・トゥ・フォーエヴァー解散後のソロアルバムの「Friends」からどうぞ!。リターン・トゥ・フォーエヴァーと違い、全曲、イージーリスニング的なフュージョンサウンドに仕上がっている。作業時のBGMも適していると思う。その中からアルバムタイトルにもなっているFriendsを!。





冬も夜長だ!、ジャズを聴こう! - Open Mind

2021年02月13日 00:00

とにかく先ずは聞いて頂こう!。



オッサン、オバサンなら「あっ!、聞いた事あるぞ!」となるに違いない。

この曲はテレビ朝日、報道ステーションのオープニング曲だったんだ。平日、夜10時にニュースを見ている人は、年間で250回以上もこの曲を耳にしている!。

YouTubeで見つけたのはどうやらベスト盤からの掲載のようだが、これは彼女が16歳だが17歳の頃の収録した「02」と言うアルバムの中の1曲。報道ステーションのオープニングを聞き、これをフルコーラス聞きたい!、それだけの為に買ったアルバムだったが、なんか微妙に雰囲気が違うでしょう?。

ライナーノーツを見ると「テレビ朝日系で始まった『報道ステーション』のテーマ曲をメイバーン・トリオと共演した別バージョンがボーナス・トラックとして収録されている」と書かれている。なんだよ!、俺が聞きたいのは報道ステーションバージョンなんだよ!、と購入後、ガッカリしたのを覚えている。

この記事を書くにあたって、その報道ステーション版が存在するのか調べてみたが良く判らん。唯一、矢野沙織ではなく、ピアニストの松永貴志が演奏したこれがかなり近いかな?、と思われる。



矢野沙織バージョンのベタァ~とした感じがなくなり、軽快で明るい感じが良いでしょう?。サックスは緑川英徳。どちらを推すか?、と問われたら断然、松永貴志バージョンだな。しかもこの曲、矢野沙織でなく、松永貴志の作曲だったのね・・・。うーん、松永貴志って人、初めて知った。

あくまでも耳、そして脳の感覚として・・・、YouTubeで矢野沙織が17歳の時に(彼女は16歳でデビューしている)、松永貴志が共演しているライブ映像を見つけたが、うーん、矢野さん、ちょっと下手じゃね?、と思っちまった。気のせいかなぁ。


冬も夜長だ!、ジャズを聴こう! - You'd Be So Nice To Come Home To

2021年02月03日 00:00

You'd Be So Nice To Come Home To・・・、スタンダード中のスタンダード!。問題は今回、どの人の演奏を紹介するかである。

まぁ色々と思い浮かぶが、やっぱりヘレン・メリルの歌声に惹かれちゃう。トランペッターのクリフォード・ブラウンと組んだ一曲。




まだジャズの「ジャ」の字も知らなかった頃、背伸びしたく、オネーチャンとのドライブデートでジャズを掛けて・・・、そんな時に便利なのが様々な有名どころが収録されているオムニバスアルバム。多分、女性ボーカル縛りのオムニバスアルバムだったと思う。

そこで聞いたのがこの曲だ。切なく歌い上げているのに迫力がある。誰だ、この人は!?。ヘレン・メリルねぇ、へぇ~。それから何年かしてようやくオリジナルアルバムをゲット。この曲が収録されているアルバム、「Hellen Merrill With Clifford Brown」である。

7曲が収録されており、全曲、バラード、もしくはミディアムテンポで、You'd Be So Nice To Come Home To同様に切なく歌い上げているのに迫力がある歌声を聞ける。夜、リラックスをしたい時、寝しなにお酒をチビッと嗜みつつ、そんな時間にマッチする。お持ちでない方は是非、購入されたし!。

そしてここでトランペットを吹いている人がクリフォード・ブラウンだと知った。それからクリフォード・ブラウンのアルバムも集め始めた。

さて、この曲、ヴォーカルパートが終わるとトランペットソロではなくピアノソロが始まる。これがコード進行に沿った和音中心のアドリブを軽くこなしてくれており、で耳に和む。もしこの曲をホレス・シルバーが奏でたら最悪かもしれない。

そしてピアノソロが終わった後のクリフォード・ブラウンのソロの出だしの四小節!。これだけを延々リピートしても飽きない、素晴らしいフレーズだ。


冬も夜長だ!、ジャズを聴こう! - A Prescription For The Blues

2021年01月22日 00:00

ジャズピアニスト、ホレス・シルヴァーの作品。この曲と言うよりも曲のタイトルがそのままアルバムタイトルになっている「A Prescription For The Blues」、全曲お気に入りと言って良い。まずは聴いて頂こう!。

・・・、と思ったら、いやぁ、ビックリ!。YouTubeにはどんなジャンルのどんな曲でも転がっていると思ったら、ないんだ!。ホレスさん、そこそこ有名だよね?。YouTube界ではこの曲の人気は皆無なのか・・・。

しょ~がない、そこでプロなのかアマチュアなのか不明だが、この曲を演奏している映像があったのでどうぞ!。




上の映像ではリード楽器にヴィブラフォン(鉄琴のでっかい奴)が使われているが、オリジナルはトランペットとテナーサックスの二管がリードを担当する。演者はブレッカー兄弟だ。ベースにロン・カーター、ドラムはルイ・ヘイズ(ルイ・ヘイズ)。

おっ!、これもどこのどなたか、プロなのかアマチュアなのか不明だが、この演奏はオリジナルに近いかな。



テーマメロディの明るさと言い、和音をひたすら叩きまくる良い意味で「煩いピアノ」、これがたまらん。ホレス・シルヴァーはファンキー系と言う人もいるようで、確かに私のイメージでもこの人のピアノはとにかく煩い!。彼のリーダーアルバムを7枚所持しているが、バッキングに徹しているのに煩い曲が非常に多い。この人、ラグタイム演ったら相当上手いんじゃないか!?、それ程煩い!。

とは言え、ホレス・シルヴァーの一番代表曲かな?、と思うSong for My Fatherでのピアノは非常に大人しかったりするのだった。それでもかなり叩いているとは思うが・・・。



とにかくホレス・シルヴァーの曲はピアノの叩き方もそうだが、これでもかってくらい明るい曲が多く、今の新型コロナでため息ばかりな心境の時にでさえ、ハッピーになれるサウンドを提供してくれているのだった。数年振りかな?、手持ちの7枚のアルバム、順番に聴いているのだった。


冬も夜長だ!、ジャズを聴こう! - Double Bass

2021年01月12日 00:00

「Double Bass」、これで「あぁ、あれね!」、と思った人は結構歳を食っているのではなかろうか?。ジャズベーシストであるロン・カーターの作品だ。まずは聴いて頂こう。



ピアノが奏でるテーマのアンニュイなメロディ、そして絡みつくベース、たまらん!。ただ、この曲、ひたすらロン/カーターを味わうだけのもので、ジャズの定番とは言い難い。それでも何故今回紹介したかと言うと・・・。



洒落たテレビコマーシャルでしょう?。このシリーズはもうひとつあって・・・。



こちらは「36414」と言うブルース系の曲。

どちらも同じアルバムに収録されており、1985年の作品。なのでテレビコマーシャルもその頃のものと思われる。まだ青二才だった私がこの二曲を聞いて「おお、お洒落!」と感動した作品。ここからジャズにのめり込んだ訳ではないが、「ジャズは大人の音楽」、そう感じ、ジャズ好きになる布石になった曲かな。






最新記事